愛はお互いに見つめあうことではなく、ともに同じ方向をみつめることである。
byサン=テグジュペリ
というわけで、今回は
栃木県足利市足利織姫神社の紹介・感想です!
(初見ではない。)
足利織姫神社ってどんな神社?
足利織姫神社は織物の神さまを祀る神社
な・の・で・す・が!
それ以上に縁結びの神社として超有名な神社!
恋人の聖地といわれるほどです。
「織物と縁結び…関係ある?」
と疑問を抱いた方、実はあるんです。
織物は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を組み合わせることで生地を作ります。
この織り合わさる糸が男女の関係に見えることから、織物が縁結びと結び付けられました。
まあつまり
縦の糸はあなた~ ♪
横の糸は私~♪
ってわけ。
名前もかわいいしあまいイメージの神社ですね。
足利織姫神社の縁結び
縁結びと言えば恋愛。
しかし縁結びというのは何も男女関係に限った話ではありません。
恋愛ごと以外にも、さまざまなものとの縁を結んでくれます。
主に足利織姫神社でいわれているのはこの7つ。
- よき人と縁結び
- よき健康と縁結び
- よき知恵と縁結び
- よき人生と縁結び
- よき学業と縁結び
- よき仕事と縁結び
- よき経営と縁結び
神社の由緒的にも縁結び=恋愛のイメージですが、こう見ると万能のご利益です。
「よき人生との縁結び」とかね。
もはやなんでもあり。
足利織姫神社には7色の鳥居がありますが、
その鳥居の色もこれら7つのご利益を表しているらしい。
どんなかみさまなの?ご利益は?
かみさま | ご利益 |
---|---|
天御鉾命(あめのみほこのみこと) | 縁結び |
天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと) | 縁結び |
祀られているかみさまは
御鉾命
(あめのみほこのみこと)
天八千々姫命
(あめのやちちひめのみこと)
男女どちらも機織りの神さまです。
最初に、織物は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を織り合わせることから「縁結び」のご利益があると説明しましたが、
この神さまたち
実際一緒に織物を織って、日本神話の最高神である天照大御神に献上したそうです。
間違いなくラブラブ。
こりゃ縁結びの神さまだ。
ちなみにこのヤチチヒメ、
彦星の恋人である、あの織姫と同一視されることもあります。
七夕の織姫は中国の神さまだけど。
やっぱり恋愛と縁が深い。
神社へのアクセス
北関東自動車線の場合、足利ICで約10分。太田桐生ICなら約15分。
東北自動車道の場合、佐野ICから約30分程度。
東武伊勢崎線の足利市駅や、JR両毛線の足利駅が近い。
どちらも徒歩で30分程度。
神社レポ
鳥居と朱色の参道
とってもきれいな青空!
そして、白い鳥居と朱色のてすり。
日差しも相まって輝いてみえる。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1858.jpg)
なお、その先の階段は229段。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1881.jpg)
大変そう?
だからなのか
「登りきれば願いが叶う」
なんていわれています。
願いごとをしながら登ればきっと楽しい。はず。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1860.jpg)
夏のにおいのする階段。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1862.jpg)
赤い手すりと青い空、緑の木々
赤・青・緑…
美の三原色。
ナイス・コントラスト!
手水舎(ちょうずや)
途中にある手水舎(ちょうずや)。
手を清める場所。
水を吐く龍神さまがなんだかゆるい。
まるまるしていてゆるキャラみたい。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1863-2.jpg)
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1864-1.jpg)
ゆるりゅうじん。
登り切った後の景色
229段登り切ったあと、振り返ると
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1866.jpg)
絶景
振り返って景色を見る。
高いところに登る楽しみです。
さらに高いところから
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1874.jpg)
澄みきった空。
晴れでよかった。
実はここ、夜景がとてもきれいなスポット。
写真は昼だけど。
日本夜景遺産にも認定されています。
夜景遺産…そんなのもあるんだね。
朱色がきれいな社殿
足利織姫神社の社殿。
朱色が美しい。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/27d76cbc-9fb1-4319-9c3f-e33ddb0c645b.jpg)
この社殿は「陸の竜宮城」ともいわれているらしい。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1868.jpg)
たしかに!
竜宮城だ、これ。
いつの間にか存在している、竜宮城のイデア。
あとこの社殿、平等院鳳凰堂をもとにしているデザインされているらしい。
本殿。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1870.jpg)
後ろには織姫山。
そう、織姫神社は織姫山という山の中腹に位置しているのです。
その他の見どころスポット
縁結び坂と七色の鳥居 おすすめ!
今鳥居の入り口付近。
正面の参道ではなく左側から登る道は
縁結び坂といわれる坂道。
最初の方で話題に出した
七色の鳥居はこの坂にあります。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1859.jpg)
なかなか ファンシーな 鳥居たち。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1875-1.jpg)
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1876.jpg)
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1877.jpg)
鳥居が虹のよう。
色とりどり。
色とりとりい
なんてね。
この7色の鳥居は7つのご神徳を表しています。
青はよき人生
緑はよき知恵
紫はよき経営
などなど。
鳥居の色のイメージといえば赤色。
実際、赤以外の色に塗られることはあまりないので新鮮です。
通っていて楽しい。
ご神木
階段を登った先。
境内の左にあるのは巨大なご神木。
木が少ないからけっこう目立つ。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1871.jpg)
ご神木まえの絵馬には様々な願いごと。
意外にも恋愛事だけじゃない。
家族のこととか、平和のこととか。
・・・それもラブ・・・これもラブ。
恋人の聖地・愛の鐘
ご神木の反対。
境内の右にあるのは愛の鐘です。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1867.jpg)
「愛は限りなく広いそして深い」
らしい。
二人で鐘を鳴らすと幸せになれるらしい。
恋愛シミュレーションゲームにありそうな鐘。
鳴らすのちょっと恥ずかしいかも。
恋人いないので関係ないけど。
記事の裏書き(どうでもいいこと)
織姫神社のかわいいイメージに合わせて、この記事もかわいい感じの色合いにしてみた。
まえは♪とか所々につけてたけど、リライト中に恥ずかしくなったので消しました。
慣れないことはするもんじゃない。
今回の歩行距離は7.8km。
![](https://kotonoha-jinja.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_2104.png)