《ご利益・神様》上毛三社!奇岩連なる不思議な【妙義神社】アク強めな神社好きの紹介

群馬県、妙義神社の社殿。

山に岩に

人が神を見出した。

天地万有、神宿る。

多くの人に見出され、

ようやく神が生まれける。

そういえば…
推しアイドルのグッズを入れる神棚を見かけたことがある。
びっくり。

現代は、グッズに神(推し)を見出すみたい。

というわけで今回は
群馬県富岡市妙義神社の紹介・感想です!

目次

妙義神社ってどんな神社?

妙義(みょうぎ)神社は名前の通り、
妙義山の麓にある神社

妙義山は奇岩だらけの山。
そのため、古来から神聖視されてきました。
いわゆる山岳信仰

修験道の霊場であるともされてます。
すごい場所。マジもんのパワースポットですよ。

そして、妙義神社はもともと、
この妙義山の神さまを祀っていました。
波己曽(はこそ)大神という神さまです。

でも今では日本武尊をはじめとした4柱の神さまがご祭神

じゃあ波己曽大神は?

と思う方!

大丈夫です!
今は本社ではなく、境内にある波己曽社に祀られてます。
旧本社ってやつですね。
名前残っててよかった。

…だけど
もともと本社でまつられていたのに、境内社に移るのって…

なんか複雑。

メインで祀ってほしい!

あと、あわよくば名前も知ってほしい!

って
僕は思ってしまう。
どう思うのか…
神さまにインタビューしてみたい。

ご祭神・ご利益

妙義神社(本社)

ご祭神 ご利益
日本武(やまとたける)尊「勝運」「災難除け」など
豊受(とようけ)大神五穀豊穣・商売繁盛
菅原道真(天神さま)学業成就
権大納言長親(ごんだいなごん ながちか)卿詳細不明

多くの神さまが祀られていますね。
一つ一つ紹介していこう。

日本武尊

第12代景行天皇の子。
大和政権が統一するため、日本中で戦いまくった伝説の皇子。
そのため、日本各地に祀られています。
多くの困難にあい、その度にピンチを切り抜けた英雄です。
このことから、災難除けのご利益あり!
実在しなかった説もある。

豊受大神

豊受(とようけ)大神は食物・穀物を司どる女神
そのためご利益は五穀豊穣・商売繁盛
伊勢神宮の外宮で祀られている神さまとしても有名。

菅原道真(天神さま)

いわずと知れた学問の神。

元は人間。学者さん。
左遷された地・太宰府で、
命果てると天神に。
怨み晴らさん!雷落とす。
恐れはいつしか信仰に。
篤く祀られ、学の神。

…あ、ご利益はもちろん、学業成就!

権大納言長親卿
(ごんだいなごん ながちか)

そして、気になる神さまは長親(ながちか)

見かけない名前です。
具体的なご利益は不明

長親卿はもともと、この地に住んでいた公家。
人が神格化されました。
道真公と同じパターン。

でも祀られることになった経緯はよく分かっていません。

経緯は忘れても、敬意は忘れないように!
なんてね。

あと、
妙義山の名付け親と言われています!(諸説あり)

昔、妙義は波己曽という名前でした。神さまと同じ名前。
しかし、長親卿がこの奇岩多き波己曽を明魂(めいぎ)と名付けました。
これが後に「妙義」になったといわれています。
もしかしたら、名付けが理由で祀られるようになったのかもしれない。

波己曽社(旧本社)

そしてこちらが、境内内にある波己曽社(旧本社)!

ご祭神 ご利益
波己曽大神開運、商売繁昌・火防
学業児童・縁結・農耕桑蚕

祭神はもちろん波己曽大神。ご利益は波己曽大神というより、
妙義神社のご利益として広く知られているもの
幅広い。

たぶん
波己曽大神のご利益でしょ!

アクセス

車の場合

上信越 松井田妙義ICが近い。5分程度。

車は道の駅 みょうぎ の駐車場に停めて大丈夫!

電車の場合

近いのは松井田駅、タクシーで10分程度。

山にある神社なので、駅から歩くのは厳しそう…と思ってたけど、意外と近い。
歩いて行ける距離らしい。

神社レポ

江戸時代から変わらない参道

駐車は道の駅 みょうぎ にて。

道の駅に車を停めるて少し歩くと

大鳥居

そして
妙義神社の参道。


この参道は江戸の頃のまま残してあるらしい。
変わらぬ景色がそこにある。
タイムスリップした気分。

ただし、昔のままだから一部歩きにくい箇所があらしい。
足までスリップしないように。

お寺な雰囲気の山門と境内

階段の上にある山門

なかなか立派

山門は基本、お寺に建てられる門。
神仏習合の名残が強いですね。

妙義神社はお寺っぽいと聞いたけど…。
なるほど、確かに。

境内の方も…

少し寺っぽい。
なんとなく。

手水舎

階段の先にある、妙義神社の手水舎。

今回は龍神さまが水を吐いてるパターンではありません。
吐いているのは狛犬?でした。
つまりマーコマイヌ。
君が水を吐くのか。

旧本社 波己曽社

そして、手水舎の右手にあるお社こそが

旧本社 波己曽(はこそ)社です。

存在は知っていました。
ネットで見たからね。
妙義山の神さまが祀られてます。

社殿の色合いも黒と金っぽい。
なんだか寺カラー。
かっこいい。

妙義山は修験道の霊場でもある場所。
それも影響しているんだろうね。

本殿

拝殿よりも鮮やかですね。
こっちは赤色が目立ちます。

波己曽社の周り

左には厳島社

なんだかのどかな場所。
昔、庭に池が欲しくてシャベルで穴を掘ったときのことを思い出します。
こういう場所に家を建てたい。
ここ家ポイント




男坂と女坂 そして随神門

次は本社を目指して….。

さらに進むと、道が二手に分かれてます。
長い階段だ。

左が男坂
右が女坂

です。
おかま坂はない。

右の女坂の方がゆるやか。

まっすぐ伸びた階段が楽しそう。
しからば小生は男坂から…。

階段を上る途中…

ん?
右手巨大な切り株

木が階段をおしのけている…。
漲る命の力強さを感じるぞ!

指でほっぺを突っつかれたみたいになってます。

グニュッ!
って。

階段が
「や…やめて!」
って言ってるよ。多分。

あれ?
そう思うと…なんだかちょっと……
階段が可愛く見えてきた!

階段を上り切ると、随神門

よ…ようやく階段を上りきりました!ゼェ…ゼェ…ゼェ…

つ…疲れた…

とでもいうと思ったか?

疲労より
浮きたつ気分が
上回る

それに振り返れば、
良い景色!

門をくぐって、少し右の景色。

ふと振り返れば、今まで歩いた道が見える…。
っていうのなんだかいいよね。

(後で紹介する)3本のご神木があんなところに。

唐門と本社

妙義神社本社!

の前にある

天井には龍神さまの絵

味のある顔をしてます。

この表情…
僕たちに向かって何か言っている?

なんて言ってると思いますか?

僕はね..

人間は空を飛べなくて不便だな!ワッハッハッ!!」

みたいなこと言ってる顔に見えます。

門をくぐると、本社 妙義神

豪華絢爛

妙義山に対する信仰の強さがうかがえます。
あと妙義神社の額、反射で見えづらいね。

こちらは本殿

拝殿もだったけど、
妙義神社の本殿はすごく綺麗!

なんでも
日光東照宮と同じ彫刻師が招かれ、造られたらしい。
たしかに、似ている。

あと、あの意味ありげな岩はなんだろう。

唐門の右手から女坂の方へ出られるようです。(北門)

そこの先にいろいろなありました!
あと、妙義山への登山口も。

この先を登ると、妙義神社の奥の院

でも、おすすめはできません。
とても険しいから。

詳しくは次回!妙義神社〜奥の院編〜で!

祠とかもそっちにまとめます。
(長くなりそうなので)

その他の見どころスポット

3本のご神木

妙義神社はなんだかお寺っぽいって言いましたが、やっぱり神社なんだなあと感じます。
例えばここ!

山門をくぐった先にある鳥居の隣に立つ
3本のご神木。

なんだかすごく神社な雰囲気です。

わお!
なんだか
神秘的。

真ん中に立ったら別の場所に転送されそう。

三角に並んだご神木…
どういう意図があったのか。
きっとパワースポットというやつなんでしょう。
「おとのいし」でメロディーを獲得できるはず。

天狗社 おすすめ!見落としがち

妙義神社の裏に回ると、本殿の後ろになにやら祀られています。

ここが、妙義山の天狗を祀る神社。
天狗社です!

妙義山は修験道の霊場とされし神聖なる山
そのため、天狗が住んでいるとも言われているのです。

この場所、
かなり見落としやすい!

なぜなら
神社の裏手
かつ 
道が細い
から。
お参りしたい方は注意。

ご利益は心願成就だそう!

見落としやすいからこそ、ご利益も強そう
神社の裏には福がある、ってね。

ゲームとかでもこういう目立たない場所には宝箱とかが置かれてるし。

次回

次は妙義神社の奥の院へ向かいます。

次の記事(奥の院編)へ続く。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次