鬼や邪気が出入りするといわれる北東の方角、
それが鬼門。
というわけで今回は
青森県弘前市弘前八幡宮
の紹介・感想です。
弘前八幡宮ってどんな神社?
弘前八幡宮は、
弘前のみならず津軽(青森県西部)の総鎮守とされる神社。
津軽全郷から「お八幡様」として親しまれています。
そんな弘前八幡宮は
2代弘前藩主である信牧(のぶひら)公によってこの地に遷されました。
そして、近くにある弘前城の鬼門を守護する神社として、藩内で超大切にされていたそうです。
そのためなんと!
祭典の齋行や維持管理の費用などなどは…
全部藩が出す。釣りはいらねえ!
津軽の一代様信仰
津軽地方には、自分の生まれた年の干支を守り神とする一代様という信仰があります。
それぞれの干支に寺社仏閣が割り振られており、自分の干支の寺社仏閣へ参拝したそうです。
「守り本尊」の考えとそっくり。
弘前八幡宮で祀られている応神天皇(八幡神)は
戌の月・亥の日に生まれたとされています。
そのため津軽では、
弘前八幡宮は戌・亥年の一代様としても有名です。
ご利益・ご祭神
ご祭神 | ご利益 |
---|---|
誉田別命 (ほんだわけのみこと) | 勝運 厄除け 交通安全 |
息長足姫命 (おきながたらしひめのみこと) | |
比売女神(ひめのかみ) |
祀られているのは、八幡神とされる
誉田別命 (ほんだわけのみこと)。
応神天皇のこと。
そしてその母である
息長足姫命
(おきながたらしひめのみこと)。
神功(じんぐう)皇后のこと。
この2柱が祀られています。
八幡神は武運の神とされており、
全国の武家から崇敬を集める神さま。
そのためご利益は
勝運・厄除け・交通安全
などなど。
ちなみに、比売女神(ひめのかみ)は特定の神を指す名前ではなく、
主祭神(今回は応神天皇)と関係の深い女神のこと。
八幡宮とされる神社では、この3柱がよく祀られています。
神社レポ
弘前八幡宮の鳥居
弘前城の鬼門に位置する弘前八幡宮、
とその鳥居。

鳥居は朱く、参道は真っすぐ。
鬼門の不吉さを吹き飛ばすような佇まい。

弘前八幡宮に限らず
不吉とされる鬼門を守護するため神社が建てられる、
というのは珍しくありません。
トイレに消臭剤を置くようなもん。
境内社と手水舎
まっすぐ伸びる参道の左側には小さな神社たち。


右側には手と口を洗い清める手水舎があります。
なかなかオシャレだと思う、この手水舎。


弘前八幡宮の拝殿
弘前八幡宮の拝殿。
唐破風(からはふ、丸っこい屋根のとこ)が新しい感じ。


下から見上げてみた。
ちなみに、唐破風って名前だけど別に唐由来というわけではないらしい。日本の建築。
唐どっからきた。
その他の見どころ
高山稲荷開運神社
拝殿の左に大きめの境内社
高山稲荷開運神社があります。

詳しい由緒は書かれていませんでしたが、
青森県つがる市に高山稲荷神社という
千本鳥居で有名な神社があります。
なので、その分社かもしれない。
本殿と唐門 おすすめ
拝殿の左側から、本殿とその前にある唐門へと通じる道があります。
弘前八幡宮の本殿と唐門は
どちらも国の重要文化財。
「社務所に一声かけて」
的なことが書かれていたので、一声かけて見学しました。

あと、扉の隣になんか凄そうな石とかある。

格子戸の内部。
奥のが本殿です。

神社の看板には、
神さまの気が宿る場所
温度が2度ほど低く感じる
と、なかなかすごいことが書かれていました。
言われてみれば…たしかに…
木々の影響なのか、確かにちょっと低く感じたような…。いや、気のせいかも。
そして重要文化財である本殿まえの唐門。
本殿と比べて豪華です。極彩色!

映したくなかったよ、左下の消火栓。
アクセス
大鰐弘前ICから車で約30分。
JR弘前駅より徒歩約30分。
どうでもいいこと
八幡宮だけじゃなく、弘前城も桜が綺麗でおすすめ。
僕は桜が咲いてなくても散歩にちょうど良いから好き。
歩行距離は7.3㎞。

散歩した。