戦いでは強い者が勝つ。辛抱の強い者が。
by徳川家康
というわけで今回は
茨城県水戸市水戸東照宮
の紹介・感想です。
水戸東照宮ってどんな神社?
水戸東照宮はあの徳川家康を祀る神社です。
家康公は東照大権現という名で祀られています。「東照宮」と名が付く神社で家康が祀られているのはそのため。
水戸では「権現さん」という名前でも親しまれています。
そんな水戸東照宮、水戸の初代藩主である徳川頼房(よりふさ)公が、父である家康公をここに祀ったことからはじまりました。
今ではその頼房公も水戸東照宮で一緒に祀られています。
仲良し親子。
ご利益・ご祭神
ご祭神 | ご利益 |
---|---|
徳川家康公 | 身体健全・病気平癒・縁結び |
徳川頼房公 |
ご祭神は東照大権現こと
徳川家康公
と、その家康公を祀った
徳川頼房公です。
ご利益は
身体健全・病気平癒
家康公は重度の健康マニア。
その熱量は自ら薬を調合するほど。
その結果、当時の平均寿命を遥かに超えるほど長寿だったのだから文句のつけようがない。
また戦国時代を終わらせ、泰平の世へと結んだとして、縁結びのご利益があるとも言われています。
アクセス
常磐自動車道水戸ICから約30分。
水戸駅北口から徒歩で約5分。
神社レポ
水戸東照宮の入り口
東照宮らしい豪華な鳥居。
黒地に金は正直かっこいい。
鳥居をくぐって神社に行く道の途中、レトロなアーケード商店街・宮下銀座商店街があります。
どこか懐かしい空気。
(神社と関係がないのに取り上げるほど)
昔ながらの良い雰囲気です!
僕はその昔を生きていないけど。
そして水戸東照宮の二の鳥居。
水戸東照宮の唐門と社殿
奥に見えるのが水戸東照宮の唐門。
豪華絢爛。
拝殿前には天井絵までついています。
梅とウグイス。おしゃれだね。
偕楽園にも梅がたくさん植えられているし、水戸藩主は梅好きなのかもしれない。
社殿。横から。
その他見どころ
社務所まえの大砲
社務所の近くになんか物騒なものが置かれています。
カノン砲だ。
海防のために水戸藩主が作らせた大砲です。
これで移動出来たらいいのに。
マリオ64とかだと、大砲に発射してもらって移動できたんだけど、この口径じゃちょっと厳しいね。
安神車
境内によく分からない乗り物もありました。
安神(あんじん)車。
日本最古の鉄製戦車です。
巨大石焼き芋製造車かと思った。
中に人が入り、あの小さな窓(銃眼)から射撃するらしい。
水戸東照宮…軍事力の高い神社です。
境内の神社
境内には天満宮と稲荷神社もありました。
いつメンの2社です。
天満宮
ご祭神は菅原道真公。
ご利益は学業成就。
稲荷神社
ご祭神は宇迦御魂(うかのみたま)命。
ご利益は商売繁盛・五穀豊穣。
移動式茶室
境内を見ていると、安神車に似たナニカがありました。
どうやら茶室らしい、移動式の。
安神車を見て、建築家の藤森照信さんという方が思いついたらしい。
あれを見て移動式の茶室を思いつくとは…。
その発想はなかった。
記事の裏書き(どうでもいいこと)
日本最古の鉄製戦車ってあんな感じだったのか。}何事も”最初”を見るのは面白い。
この日の歩行距離は16㎞でした。