死神の気配を感じた。
というわけで今回は
茨城県高萩市高萩八幡宮
の紹介・感想です。
(初見ではない。)
高萩八幡宮ってどんな神社?
長い参道に広い境内の高萩八幡宮。
安良川に鎮座しているため、安良川八幡宮とも呼ばれています。
京都の石清水八幡宮から御分霊を移された神社です。
特徴は境内にある巨大な杉の御神木。
この杉には
「息を止めて回りを三周すると、白蛇が現れて願い事を叶えてくれる」
という伝説があります。
この言い伝え、コスパが良い!!!
僕の願いは白ヘビを見ること。
つまり、現れた瞬間に願いが叶います。
ご利益・ご祭神
ご祭神 | ご利益 |
---|---|
誉田別命(ほんだわけのみこと) | 必勝祈願 |
神功皇后(じんぐうこうごう) | 子宝祈願 |
日女大神(ひめのおおかみ) |
とにかく沢山ある八幡宮。
そんな八幡宮で祀られている神さまは
八幡神(はちまんしん)こと
誉田別命(ほんだわけのみこと)。
応神天皇とも呼ばれており、武神として信仰されています。
そのためご利益は
必勝祈願 など。
また、八幡神の母である
神功皇后(じんぐうこうごう)も祀られています。
ご利益は 子宝祈願 など。
あと、一緒に祀られている日女大神(ひめおおかみ)とは、特定の神さまの名前ではなく、主祭神と関係の深い女神たちの名前です。
八幡神の娘とか…妻…とか。
具体的な名前は分かりません。
「私の名前は○○○だああああああっ!」
と自己主張の激しい女神さまもいるかもしれない。
夢とかで自己紹介お願いします。僕も知りたい。
アクセス
高萩ICから約10分
常磐線高萩駅から徒歩で30分。
タクシーだと約10分。
神社レポ
鳥居と長い参道
入口にある巨大な鳥居。
その先に長い杉に囲まれた参道。
安良川八幡宮の森というらしい。
昔はもっと鬱蒼としていた気がする。
婆杉
二の鳥居。社殿が見えてきた。
二の鳥居をくぐってすぐ右側には、
白ヘビ伝説のある爺杉と夫婦杉として扱われていた婆杉の切り株が残されています。
なんと、爺杉は既婚者だったのです。
拝殿と本殿
安良川八幡宮の拝殿。
大きくて立派、そしてなにより新しい社殿です。
こちらは本殿。
ちょうど本殿の左側(参拝者から見て)に爺杉があります。
その他の見どころ
爺杉と蛇石 おすすめ
本殿の左、堂々とした佇まいで天をめがけて伸びる爺杉です。
かっけえ杉。
男やもめには蛆が湧く
なんて言いますが、そんな雰囲気は微塵も感じません。
そして気になるあの言い伝え。
しかし現在!
爺杉の近くは立ち入り禁止です…。
「え…、じゃあコスパ良く願いを叶えられないじゃん…!」
と思うことだろう。
だが、安心してほしい。
爺杉のまえに蛇石と呼ばれる場所があります。
蛇石の周りは爺杉の三分の一の長さ。
爺杉の代わりに、ここを3周すれば願いが届くらしい。
男性は右回り、女性は左回り
で三周しましょう。
…いやでも…
蛇石が原寸の三分の一なら、3周じゃなくてその3倍の9周した方が良いのでは?
僕はそう思った。そう思って、周ろうとした。
7周半(最高記録)でギブ。
命を燃やしたとしても8周。届かない…!
コスパ良くない…。
うっすらと不穏な気配を感じたため、僕は諦めました。
死因 白ヘビに会いたかった
なんて、ダーウィン賞受賞待ったなし、
ですからね。
あのとき、うっすらと感じたあの気配…。
あれは白ヘビだったのか、死神だったのか。
死なない程度に挑戦しましょう。
市杵島神社
高萩八幡宮のながーい参道の途中にある神社、
市杵島(いちきしま)神社です。
ご祭神は
宗像(むなかた)三女神の一柱である
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。
凄く美人。弁財天と同一視されています。
ご利益は
芸事上達・縁結び・金運財運 など。
池の中央に鎮座するお社。
池には河童がいるとか。
池の端にある女神像。
手を水で清めて撫でると良いらしい。
ただし、水は容赦なく冷たい。
天満宮と結び石
境内の右にある天満宮。
学問の神さま・菅原道真公がご祭神です。
ご利益は 学業成就とか試験合格とかその辺。
すぐ近くに結び石なるものもありました。
縁結び感満載ですが、願いを結ぶ石ということで、願い事は自由っぽい。
願い事を書いてポストに入れると、お焚き上げしてくれるらしい。
神道祖霊社
本社のちょうど裏に鎮座しているのが祖霊社。
亡くなられた方の御霊を祀る神社です。
祖霊社はよく見かけるけど、ここはすごく立派。
記事の裏書き(どうでもいいこと)
今回蛇石を9周できませんでしたが、それは今日13.6km歩いた状態だったからなのだ。
万全の状態なら、きっといけるはず。
目指せ!9周!